【FX】トレード戦略「日米欧英の金融政策に注目」
今後のトレード戦略は、株式は決算、FXは各国の金融政策に注目
今週、米決算がピーク、来週から日本や欧州の決算。
米決算は世界の金融市場に影響を与えるので、夜のNYの動きは日々注目
●金融会合
07/21(木) ECB(ドラギ総裁会見) 6/22ドラギ総裁「さらなる刺激策を用意」9月示唆するか?
07/27(木)3:00 FOMC(イエレンFRB議長会見なし)7月は現状維持の可能性が高く、利上げ9月以降
07/29(金) 日銀会合・15:30 黒田総裁会見「追加緩和」期待高まる
08/04(木) 英MPC「英中銀 7/14議事録で8月の緩和を示唆」利下げ・量的緩和

●トレード戦略
勝ちやすいトレードの一つに各国の金融政策に注目した順張りトレード
例えば、米利上げ期待が高まれば、ドル高になりやすい。期待が後退すればドル安。
日銀の追加緩和期待が高まれば、円安株高
今は日銀と英BOEが動く可能性が高く、マーケットは期待先行で動いています。
ECB、FRBは今月は現状維持の可能性が高い。次回9月に動く含みがあればトレンド発生にも。
政策発表の持ち越しは慎重に。
予想外の発表・織り込み済み・材料出尽くしなどで、逆に動くこともよくあります。
「期待(噂)で買って、イベント前に売り抜ける」的戦略のほうが確実。
事前に良ポジを持っていたら、持ち越し勝負もありだと思います。
●07/21(木) ECB(ドラギ総裁会見)
7月は現状維持の可能性が高く、
もし9月の緩和を示唆すれば、ユーロ安に。
6/22ドラギ総裁
「さらなる刺激策を用意している」といいましたが、市場の安定でトーンダウン。
今後、英EU離脱の影響がでてくるので、いずれ追加緩和に動くでしょう。
●07/27(木)3:00 FOMC(イエレンFRB議長会見なし)
7月の利上げの可能性は、ほぼゼロ
9月の利上げに含みをもたせれば、ドル高に(米株は下落調整も)
米利上げ予想確率(米短期金利先物市場)
FOMCでの利上げ確率
07月 1.2% (可能性はほゼロ)
09月 13% (今後の経済指標や要人発言次第で、高まる場合も)
11月 14.8% (11月は大統領選なので、政策変更はない)
12月 43.2%
※12月まで利上げはないという見方もあり、米株が低金利政策が続くと堅調↑
ドル円は利上げ期待が高まらないと、トレンドが変わる上昇は厳しい
現時点で7月の利上げ確率は1.2%
FRBの場合は、金融市場にショックを与えないように事前に織り込ませる動きがあります。
イエレンFRB議長が示唆したり、各連銀総裁の発言など。
ブラックアウト・ルールがあり、
FOMCの前週の火曜日からFOMC終了時まで
FRBの関係者が金融政策に関して踏み込んだ発言をしてはならない。
これ重要で、これから市場に織り込ませるのは無理かと思います。
●07/29(金) 日銀会合 黒田総裁会見
7月 追加緩和の可能性あり
日銀はFRBと違いサプライズ狙いが多い。
2013年2014年 黒田バズーカ サプライズ効果
2016年1月 やらないといっていたマイナス金利を発表 逆サプライズ
銀行や金融市場に混乱を与え根回しもなかったのでしょう。
直近の日銀を振り返ると、
4月は伊勢志摩サミット前、6月は英国民投票前で、やりたくても動けなかった。
今回 7月の追加緩和の期待は高い
但し、実際に動くかどうかは不透明。
・ここにきて株式・為替が持ち直していること。
・今までのやり方ではもう日銀カードは残り少ない。
マイナス金利は不評。
今までの量を増やすやりかたは、あと1回が限界と言われています。
ETF枠拡大だけでは、効果は限定的か
バーナンキ元FRB議長と会談したり、これまでと違った方法で動いてくるかもしれませんが、
当日、日銀が動く動かない別として、
期待感があるので、ドル円・日経は底堅くなりやすく、円安・株高に振れやすい。
●08/04(木) 英MPC「英中銀 7/14議事録で8月の緩和を示唆」利下げ・量的緩和
株高・ポンド安になりやすい ポンド戻り売り
世界的に株式のプラス材料になりやすい。
現状の株高はイギリス・日本などの金融政策期待もあるからだと思います。
Category: 市況・マイトレード
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