【FX】ドル円「今月のドル円は米金利との連動性が高い」【トレード戦略】
ドル円と米金利の関連性
今月のドル円は、米金利下落の影響を大きく受けています。
6月のドル円は -6.5円の下落で酷い有様。ドル円が下落するから日経も下落。
NYダウはたいして下っていません。
昨日、ドル円は6日ぶりに反発したと思ったら、わずか前日比+1ペップス

ドル円の下落要因として、
悪い米雇用統計、米利上げ時期後退、英EU離脱懸念、日銀の現状維持などありますが、
大きな影響を与えていると思われるのが、
米金利が大きく下落していたのでドル円も下落
株式・為替・債券 どこか歯車が狂いだすと、いずれ他の市場にも影響します。

為替の価格は、金利の影響が大きいです。
今月に限らず米金利が下がると、円高・日本株安になりやすい。
長期的な流れでいうと、今年ドル円が下がっているのは、
米金利 2013年~2015年は上昇トレンド、それが今年は米金利が伸び悩み下落に転じています。
ドル円にも影響。
●ドル円 米国債2年
ドル円は、米2年債利回りとの連動性が強い
2年債は金融政策の影響を受けやすい
2015年12月 1回目の利上げ FRBは2016年の利上げ回数を4回予定。
それが今年の利上げペースは緩やかとなり4回が2回へ
今では2回どころか、今年1回の利上げへと変わり、2年債は伸び悩み、ドル円も上がらない

●日経平均と米国債利回りの推移(ストボより)
米金利と、ドル円・日本株は連動

●トレード戦略
下記のドル円、米10年債、ドルインデックを比較すると
今月のドル円は、単純にドル買い・ドル売りでは、勝ちにくかったと思います。
米金利との連動性の方が高い地合いでした。
これまでの記事でも
米金利が下げ止まらないとドル円と日経は落ち着かないとお伝えしましたが、
6/16 夜 米金利に反転サインが出ました。
翌日6/17 ドル円・日経反発
英国民投票の行方次第で、まだまだ不透明感が強いですが、
米10年債、ドルインデックスが安値を掘っていかなければ、ドル円も落ち着くと思います。
●米10年債 日足
米金利の動向で、ドル円と日経の動きを先読みできる!

●ドル円 日足
ドル高でもドル円は下落していました。それは米金利の下落の影響を受けていたから。

●ドルインデックス 日足
ドルの強弱が分かりやすい。ドル

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6/16 夜
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